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ダブルスゲームの方法


  ここでは、ABペア vs BCペアの場合とします。

トス

A(又はC)が相手のコートにラケットを立てて回し始めたら、ウィッチ(Which)とコールします。
ラケットが回っている間にC(又はA)がアップ(表)又はダウン(裏)を  コールします。
トスに勝ったペアは
   サービス、レシーブの選択権 又は コートのエンド選択権
   又は 選択権を相手に譲る権利  を得る事が出来ます。

  例えば、Aがトスに勝ちサービスを取ればCはレシーブすることになりますが、Cはコートのエンドを選ぶことができます。

あいさつ

両ペアも審判と相手ペアに会釈します。

  ここでは、Aがサービスを取り、Cが下側のコートを取ったと仮定して進めます。

試合

第1ゲーム
ABペアにサーピス権がありABどちらがサーピスしてもよいが1セットが終わるまで順番は替えられません。
CDペアはレシーブすることになりますがCDどちらがデュースサイド、アドサイドをレシーブしてもよいが1セットが終わるまでサイドの変更は
できません。
ファイル ny201206161416.gif 図1 ここではAがサービスし、Cがレシーブします。
サーバーのAはデュースサイド側のセンターマークとサイドラインの仮想延長線との間からベースラインを踏まないようにサーブします。
Aはボールを2球持ってサービスし、その内の1球を相手のサービスコートに入れてラリーします。
ファイル ny201206161416-2.gif 図2 次にAがサービスし、Dがレシーブします。
サーバーのAはアドサイド側のセンターマークとサイドラインの仮想延長線との間からベースラインを踏まないようにサーブ行い、
ラリーします。
以下Aは順次、図1~2のように左右交互で1ゲームが終わるまで  繰返しサービスを行い、ラリーします。

第2ゲーム
コートのエンドを交代してCDペアがサービスし、ABペアはレシーブします。
CDペアのどちらがサーピスしてもよいが1セットが終わるまで順番は替えられません。
ABペアはどちらがデュースサイド、アドサイドをレシーブしてもよいが1セットが終わるまでサイドの変更はできません。
ファイル ny201206161416-3.gif 図3 ここではCがサービスし、Aがレシーブします。
以下Cは順次、第1ゲームと同様に左右交互で1ゲームが終わるまで繰返しサービスを行い、ラリーします。
コートのエンドを交代してCDペアがサービスし、ABペアはレシーブします。

第3ゲーム
コートのエンドはそのままでサービスをチェンジします。
ファイル ny201206161416-4.gif 図4 ここではBがサービスし、Cがレシーブします。
以下Bは順次、左右交互で1ゲームが終わるまで繰返しサービスを行い、ラリーします。

第4ゲーム
コートのエンドを交代してCDペアがサービスし、ABペアはレシーブします。
ファイル ny201206161416-5.gif 図5 ここではDがサービスし、Aがレシーブします。
以下Dは順次、左右交互で1ゲームが終わるまで繰返しサービスを行い、ラリーします。

第5ゲーム以降は・・
第1ゲームからの流れを繰返すことになります。
コートのエンドは奇数ゲームが終了後、行います。

試合終了後

試合が終わったら自分のパートナー、相手ペアと握手し最後に審判にあいさつします。

マナー


 テニスの試合は、公式な大会など以外では専任の審判がつくことが少ないです。

 プレーヤー自身で試合を管理する(セルフジャッジ)ことが殆どです。

 自陣のコートに関する判断は自身で、相手のコートに関する判断は相手が行います。

 つい自分に有利な判定を下してしまいがちですが、ボールがライン際に落ちた場合などの微妙な判定では、なるべく相手に優位な判定を
 下すように心がけます。


ルールの細かいところ‥


 ストロークで打ち返すボールは手に握っているラケットであれば、ストリング以外のフレームやグリップに当たって返球されても問題は
 ありません。

 ただし、投げるなど手に握られていない状態のラケットは、仮にボールが返球されたとしても相手のポイントとなります。


 ボールを打ち返すのは相手が打ったボールがネットを越えてからでないといけません。

 ネットを越える前に返球してしまうと相手のポイントになります。

 また、故意にラケットでボールを運んだり2回以上のスイングでボールを返してもいけません。

 1ストロークではラケットにボールが触れるのは1度だけというのが原則になります。


 サーブの場合はボールがネットなどに当たればフォールト、サービブコートに入ればレットしてサーブのやり直しができます。

 ストロークの場合はボールがネットなどに当たっても、相手コートに落ちれば有効とみなされプレーは続行されます。