ここでは、ABペア vs BCペアの場合とします。
トス
1 | A(又はC)が相手のコートにラケットを立てて回し始めたら、ウィッチ(Which)とコールします。 |
2 | ラケットが回っている間にC(又はA)がアップ(表)又はダウン(裏)を コールします。 |
3 | トスに勝ったペアは サービス、レシーブの選択権 又は コートのエンド選択権 又は 選択権を相手に譲る権利 を得る事が出来ます。 |
例えば、Aがトスに勝ちサービスを取ればCはレシーブすることになりますが、Cはコートのエンドを選ぶことができます。
あいさつ
1 | 両ペアも審判と相手ペアに会釈します。 |
ここでは、Aがサービスを取り、Cが下側のコートを取ったと仮定して進めます。
試合
第3ゲーム | |
コートのエンドはそのままでサービスをチェンジします。 | |
図4 ここではBがサービスし、Cがレシーブします。 | |
以下Bは順次、左右交互で1ゲームが終わるまで繰返しサービスを行い、ラリーします。 |
第4ゲーム | |
コートのエンドを交代してCDペアがサービスし、ABペアはレシーブします。 | |
図5 ここではDがサービスし、Aがレシーブします。 | |
以下Dは順次、左右交互で1ゲームが終わるまで繰返しサービスを行い、ラリーします。 |
第5ゲーム以降は・・ | |
第1ゲームからの流れを繰返すことになります。 | |
コートのエンドは奇数ゲームが終了後、行います。 |
試合終了後
1 | 試合が終わったら自分のパートナー、相手ペアと握手し最後に審判にあいさつします。 |
マナー
テニスの試合は、公式な大会など以外では専任の審判がつくことが少ないです。 プレーヤー自身で試合を管理する(セルフジャッジ)ことが殆どです。 自陣のコートに関する判断は自身で、相手のコートに関する判断は相手が行います。 つい自分に有利な判定を下してしまいがちですが、ボールがライン際に落ちた場合などの微妙な判定では、なるべく相手に優位な判定を 下すように心がけます。 |
ルールの細かいところ‥
ストロークで打ち返すボールは手に握っているラケットであれば、ストリング以外のフレームやグリップに当たって返球されても問題は ありません。 ただし、投げるなど手に握られていない状態のラケットは、仮にボールが返球されたとしても相手のポイントとなります。 ボールを打ち返すのは相手が打ったボールがネットを越えてからでないといけません。 ネットを越える前に返球してしまうと相手のポイントになります。 また、故意にラケットでボールを運んだり2回以上のスイングでボールを返してもいけません。 1ストロークではラケットにボールが触れるのは1度だけというのが原則になります。 サーブの場合はボールがネットなどに当たればフォールト、サービブコートに入ればレットしてサーブのやり直しができます。 ストロークの場合はボールがネットなどに当たっても、相手コートに落ちれば有効とみなされプレーは続行されます。 |